インビザラインを始める前には担当医から治療計画が提案され、患者さんが納得してからスタートします。
毎日の暮らしやお仕事などが勘案され、1日のうちどれだけマウスピースを装着できるのか、歯が理想の位置に動いて定着するまでどれだけかかるのかなどが計算されます。
しかし、ごく稀とは言え、あらかじめ定められた期間でもインビザラインが終わらないことがあります。
可能性として考えられるのが、担当医からの指導通りにマウスピースを装着しなかったケースをはじめ、スポーツをしたり固い食べ物を噛んだなど何らかの衝撃が加わって歯やマウスピースが変形してしまうケースです。
いずれにおいても速やかに担当に相談し、場合によっては治療計画の変更やマウスピースの再作成などを行い、終わらない事態に至るのを回避します。